ウルトラQ

円谷プロダクションが初めて製作した、日本発本格SF特撮TV映画。「もしも自然界のバランスが崩れたら」がテーマ。一話完結の多彩な傑作ぞろいで、30%を超える視聴率の大人気番組となり、次作「ウルトラマン」「ウルトラセブン」などを生み出すこととなった。

ウルトラマン

「ウルトラQ」に続く「空想特撮シリーズ」第2弾。 巨大ヒーロー、ウルトラマンをはじめ、個性的な怪獣たちや科学特捜隊の人間味あふれるキャラクター、多彩なストーリーで子供たちの熱狂的な支持を受けた、国産特撮TVドラマの金字塔。

ウルトラセブン

「空想特撮シリーズ」の第3弾。「惑星間侵略戦争の激化により多くの宇宙人に狙われる地球」という設定が加わり、「宇宙」「メカニック」を強調した、よりSF色の強い作品となった。ドラマ性、社会的なテーマも盛り込まれ、高い完成度を誇る。

帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)

1971年4月より放送されたウルトラシリーズの第4弾。全51話。放映年代と同じ1970年代の日本が意識される設定。怪獣と戦う防衛チーム・MATや巨大ヒーロー・ウルトラマンの活躍を描く。キャラクター名は、のちに「ウルトラマンジャック」に改称された。

ウルトラマンティガ

1980年の「ウルトラマン80」から実に16年ぶりに1996年に放送された。次作「ウルトラマンダイナ」「ウルトラマンガイア」と併せて、「平成3部作」と呼ばれる。旧作の設定を引き継がず、古代人の守護者として地球で生まれたウルトラマンとされている。

ツインテール

基本データ
別名:古代怪獣
身長:45m
体重:1万5000t
出身地:新宿地下
登場話数:「帰ってきたウルトラマン」第5、6話

中生代・ジュラ紀に生息していた怪獣。新宿の工事現場から化石のような状態で掘り起こされた。天敵であるグドンに捕食される。その名の通り長い2本の尻尾を持つ。

キングジョー

基本データ
別名:宇宙ロボット
身長:55m
体重:4万8000t
出身地:ペダン星
登場話数:ウルトラセブン 第14、15話

地球をはるかにしのぐ科学力を持ったペダン星人のスーパーロボット。4基の宇宙船の形態に分離し、高速で移動、合体するとウルトラセブンの「アイスラッガー」や「エメリウム光線」をも弾き返す。最後は、新たに開発されたR30爆弾を撃ち込まれ爆発した。

ペスター

基本データ
別名:油獣
身長:50m
体重:2万5000t
出身地:海底
登場話数:ウルトラマン 第13話

海底に住み、オイルを常食する。腹部に大量のオイルを蓄積しており、口から強力な炎を吐いて攻撃する。オイルを求めて海中を移動し、日本へ到達、最後はコンビナートを襲撃し、炎上させるものの、高熱と科特隊の攻撃で衰弱し、スペシウム光線で絶命した。

アントラー

基本データ
別名:磁力怪獣
身長:40m
体重:2万t
出身地:バラージ周辺の砂漠
登場話数:「ウルトラマン」第7話

中東の砂漠に生息、大きなあごから「磁力光線」を発し、金属を吸い寄せる。ウルトラマンのスペシウム光線を跳ね返し、追い詰めたが、町に伝わる守り神・ノアの神の石像が持っていた青い石によって倒された。

ジャミラ

基本データ
別名:棲星怪獣
身長:50m
体重:1万t
出身地:宇宙
登場話数:「ウルトラマン」第23話

事故により宇宙を漂流していた宇宙飛行士が変貌を遂げ怪獣化した姿。国際社会の非難を恐れた母国が救助活動をしなかったことに対する恨みの矛先を全人類に向け、攻撃を開始。

ウルトラマンM715

1990年からテレビ東京系列で放送されたウルトラマンシリーズの映像を再編集し、ナレーションを加えて制作された。【715】とは放映時間が午前7時15分からだったことによる。のちに7時30分放送開始に変更されると、番組名も【730】と変更された。

ウルトラマンキッズ

1986年から放送されたアニメ作品。 テレビアニメとしては、「ウルトラマンキッズのことわざ物語」「ウルトラマンキッズ 母を訪ねて3000万光年」の2つのシリーズが放映された。

ダダ

基本データ
別名:三面怪人
身長:1.9〜40m
体重:70圈7000t
出身地:ダダ星
登場話数:「ウルトラマン」第28話

顔を3つ持ち、瞬間移動など超能力を駆使する。人間標本6体を採取すべく飛来、東京・奥多摩の宇宙線研究所の所員4名を採集したが、その後ムラマツ隊長らを襲撃、巨大化してウルトラマンと戦うも、「スペシウム光線」で絶命。

ウルトラの母

基本データ
身長:40m
体重:3万2000t
出身地:M78星雲・光の国(ウルトラの星)
人間名:緑のおばさん

ウルトラの父の妻でウルトラマンタロウの母。ウルトラ族を中心とする女性たちで構成される救護舞台「銀十字軍」の隊長。年齢は14万歳。

ウルトラマン80

基本データ
身長:50m
体重:4万4000t
出身地:M78星雲・光の国(ウルトラの星)
人間名:矢的猛

地球に派遣された宇宙警備隊員で、年齢は8000歳。「怪獣は人間のよこしまな心から生まれてくる」と考えており、地球では中学校の教師として活動しているところに、怪獣クレッセントを退治した後、UGM大山隊長に勧誘され、以降、昼は教師、夜はUGM隊員として活動。

ピグモン

基本データ
別名:友好珍獣
身長:1m
体重:10
出身地:多々良島
登場話数:「ウルトラマン」第8話

レッドキングやチャンドラー同様に多々良島に生息する。善良な性質で、人間に好意を示すが、戦闘能力は無きにひとしい。負傷した多々良島測候所員のために水や食料を運んでいた。科学特捜隊との戦闘で、飛び跳ねてレッドキングの注意を引こうとするが、レッドキングが投げた岩石の破片を受けて絶命。

大怪獣バトルウルトラ銀河伝説THE MOVIE

2009年12月公開の映画作品。ワーナー・ブラザース配給。 TVシリーズ「大怪獣バトルシリーズ」のキャラクターであるレイモンと地球人のエキスパート集団「ZAP SPACY」に、光の国の新たな戦士ウルトラマンゼロを加え、悪のウルトラマンであるウルトラマンベリアル率いる怪獣軍団との戦いを描く。

ウルトラマンゼロ

基本データ
身長:49m
体重:3万5000t
出身地:M78星雲・光の国(ウルトラの星)
人間名:ラン

ウルトラセブンの息子で、自由奔放に生きることを望む、若きウルトラ戦士。セブン譲りの「エメリウムスラッシュ」や「ワイドゼロショット」などの光線技や、「ゼロスラッガー」、ウルトラマンレオとアストラ仕込の宇宙拳法などを駆使し、スピーディな戦法で戦う。

ウルトラマンレオ

基本データ
身長:52m
体重:4万8000t
人間名:おおとりゲン

獅子座L77星雲出身。年齢1万歳。弟アストラとともに、マグマ星人らの攻撃によるL77星の滅亡とともに地球へ逃げ延びる。そののち、地球へも襲来したマグマ星人らに追い詰められたウルトラセブンを救うため変身、以降、変身能力を失ったモロボシ・ダン隊長のもと、MAC隊員として地球を守る任務に就く。

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル

2007年12月から2008年2月まで、BS11にて全13話放映された。 怪獣同士のバトルが題材のゲーム版(「大怪獣バトルULTRA MONSTERS」)と連動しており、このゲームと同様に、怪獣同士の戦いがメインとなっており、ヒーローであるウルトラマンが、敵である怪獣を倒す、という従来の図式とは異なるテレビシリーズ。

レイオニクス

レイブラッド星人の遺伝子を持つものが覚醒し、バトルナイザーで怪獣を操ることが出来るようになった者の事を指す。 レイブラッド星人の後継者の地位をかけて、互いに戦う【レイオニクスバトル】を繰り広げる宿命にある。

レイ

「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」の主人公である地球のレイオニクスの青年の名称。 強い生命力と身体能力を持つ。

ウルトラマンX

2015年7月放映のウルトラマンシリーズ。 従来のウルトラマンシリーズでは、人間とウルトラマンが一体化しているかウルトラマンが人間に変身しているものが多かったが、本作品ではウルトラマンXは変身アイテム・エクスデバイザーに宿っているという設定になっている。

バルタン星人

基本データ
別名:宇宙忍者
身長:ミクロ〜50m
体重:ゼロ〜1万5000t
出身地:バルタン星
登場話数:「ウルトラマン」第2話

母性であるバルタン星が核実験により失われたため、宇宙を放浪していたが、宇宙船の修理のために地球に立ち寄った際にその環境を気に入り、侵略を開始。アラシ隊員の肉体を借りて、ハヤタ、イデ隊員と地球移住の交渉をするが決裂、ハヤタの攻撃を受け巨大化し、町を破壊するが、ウルトラマンの「スペシウム光線」で爆死。

レッドキング

基本データ
別名:どくろ怪獣
身長:45m
体重:2万t
出身地:多々良島
登場話数:「ウルトラマン」第8話

怪力と凶暴な性格が特徴で、巨大な岩を投げつける攻撃を得意とする。チャンドラーとの戦いでは、右肩を噛まれるも、怪力でチャンドラーの右翼をもぎ取り、追い払う。そののち、カガクトクソウタイの攻撃を受けるが、ものともせず、人間に味方するお伊愚問に岩を投げつけ絶命させた。ウルトラマンとの戦いでは、投げようとした岩を「スペシウム光線」で破壊され、最後は投げ飛ばされて絶命。

ウルトラマンA

基本データ
身長:40m
体重:4万5000t
出身地:M78星雲・光の国(ウルトラの星)
人間名:北斗星司・南夕子

宇宙警備隊員。年齢1万5000歳。生物兵器「超獣」を操る異次元人ヤプールの地球侵略の陰謀を阻止するために派遣された。「メタリウム光線」など多彩な光線技を持つ。 北斗と南がウルトラリングを合わせることで、エースの姿となり、超獣と戦う。南が地球を去った後は、北斗が二つのリングを合わせることで変身するようになった。

アストラ

基本データ
身長:50m
体重:4万9000t
出身地:獅子座L77星
人間名:なし

ウルトラマンレオの双子の弟。年齢1万才。獅子座L77星滅亡後、マグマ星人に囚われていたが、ウルトラマンキングに救出され、以後たびたびレオの窮地を救い、レオとともにウルトラ兄弟入りを果たした。

エレキング

基本データ
別名:宇宙怪獣 身長:20僉53m 体重:500g〜2万5000t 出身地:ピット星 登場話数:「ウルトラセブン」第3話

地球支配を企てる変身怪人ピット星人に操られる宇宙怪獣。口から放つ光弾と、尻尾を絡めての放電で敵を攻撃する。モロボシ・ダンが繰り出したカプセル怪獣ミクラスと戦い、放電で撃退、その後ウルトラホーク1号を撃墜したが、ウルトラセブンの「エメリウム光線」と「アイスラッガー」の連続で絶命した。

メビウス

基本データ
身長:49m 体重:3万5000t 出身地:M78星雲・光の国(ウルトラの星) 人間名:ヒビノミライ

ウルトラ兄弟にあこがれて宇宙警備隊に入隊、ルーキーとして地球に派遣され任務に就く。地球人バン・ヒロトをモデルに人間の姿に変身し「ヒビノ ミライ」を名乗る。メビウスブレスを使い変身、光線技「メビューム シュート」やメビウスブレスから出現する光剣「メビュームブレード」などを駆使し戦う。

ガラモン

基本データ
別名:隕石怪獣
身長:40m
体重:6万t
出身地:チルソニア遊星
登場話数:「ウルトラQ」第13、16話

人類より進んだ文明と科学力を持つチルソニア遊星人により、地球に送り込まれたロボット怪獣。武器は装備していないが怪力を誇る。地球には2度現れ、いずれも電波を遮断され、活動を停止した。

カネゴン

基本データ
別名:コイン怪獣
身長:2m
体重:200
出身地:東京近郊
登場話数:「ウルトラQ」第15話

お金が大好きな少年、加根田金男が変身した姿。左胸にはカウンターがあり、好物のお金を食べると数字が上がる。

ケムール人

基本データ
別名:誘拐怪人
身長:1.9〜30m
体重:40圈1万5000t
出身地:ケムール星
登場話数:「ウルトラQ」第19話

2020年の未来世界に住み、驚異的な医学の進歩により、500才という長命を得た宇宙人。人類の若い肉体に自分たちの生命を移植しようと企み、人間を誘拐し、電送を試みる。

ギャンゴ

基本データ
別名:脳波怪獣
身長:2.2〜50m
体重:60圈6万t
出身地:宇宙
登場話数:「ウルトラマン」第11話

人の脳波に反応し、その人が思ったものに変化する「石」が鬼田という男の意思で姿を変えたもの。最後は、鬼田がギャンゴの事を考えるのをやめたため、姿を消した。

ジャミラ

基本データ
別名:棲星怪獣
身長:50m
体重:1万t
出身地:宇宙
登場話数:「ウルトラマン」第23話

事故により宇宙を漂流していた宇宙飛行士が変貌を遂げ怪獣化した姿。国際社会の非難を恐れた母国が救助活動をしなかったことに対する恨みの矛先を全人類に向け、攻撃を開始。

ナメゴン

基本データ
別名:火星怪獣
身長:30m
体重:1万t
出身地:火星
登場話数:「ウルトラQ」第3話

火星から送り込まれた怪獣。両目から怪光線を放つ。火星探査用無人ロケットのカプセルに入っていた2つの金色の卵に一つが孵化し、登場する。最後は海に落ち、海水の塩分で溶解した。

キングジョー

基本データ
別名:宇宙ロボット
身長:55m
体重:4万8000t
出身地:ペダン星
登場話数:ウルトラセブン 第14、15話

地球をはるかにしのぐ科学力を持ったペダン星人のスーパーロボット。4基の宇宙船の形態に分離し、高速で移動、合体するとウルトラセブンの「アイスラッガー」や「エメリウム光線」をも弾き返す。最後は、新たに開発されたR30爆弾を撃ち込まれ爆発した。

ペスター

基本データ
別名:油獣
身長:50m
体重:2万5000t
出身地:海底
登場話数:ウルトラマン 第13話

海底に住み、オイルを常食する。腹部に大量のオイルを蓄積しており、口から強力な炎を吐いて攻撃する。オイルを求めて海中を移動し、日本へ到達、最後はコンビナートを襲撃し、炎上させるものの、高熱と科特隊の攻撃で衰弱し、スペシウム光線で絶命した。

ツインテール

基本データ
別名:古代怪獣
身長:45m
体重:1万5000t
出身地:新宿地下
登場話数:「帰ってきたウルトラマン」第5、6話

中生代・ジュラ紀に生息していた怪獣。新宿の工事現場から化石のような状態で掘り起こされた。天敵であるグドンに捕食される。その名の通り長い2本の尻尾を持つ。

アントラー

基本データ
別名:磁力怪獣
身長:40m
体重:2万t
出身地:バラージ周辺の砂漠
登場話数:「ウルトラマン」第7話

中東の砂漠に生息、大きなあごから「磁力光線」を発し、金属を吸い寄せる。ウルトラマンのスペシウム光線を跳ね返し、追い詰めたが、町に伝わる守り神・ノアの神の石像が持っていた青い石によって倒された。

TCJ50アーティストインタビューNo.002 徳田有希

フォロワー数約20万人! ゆるいキャラクター「ひとがたくん」が人気のクリエイター「徳田有希」さんが、本サイトのインタビュー企画第2弾に登場! TCJ50参加作品にまつわる話題や創作論はもちろんのこと、ウルトラシリーズに対する熱意を訊いてみた! 20代から見た初代『ウルトラマン』の魅力とは……!?(前編)

イラストのテーマは「ゆるさ」と「少女」

TCJ50アーティストインタビューNo.002 徳田有希

――徳田さんは現在、TCJ50でTシャツトートバックを販売されています。そのどちらも2パターンのイラストがあしらわれていて、一方のイラストは「ウルトラマンと怪獣の集合絵」、もう一方は「怪獣ツインテールと、ツインテールの髪型をした少女」です。まずこれらを手がけることになった経緯を教えてください。

徳田:お話をいただいたのが2014年の11月頃で、それからすぐに作業に入り、ラフが完成したのが12月です。最初の打ち合わせの時にはすでにイメージができていましたし、自分のこれまでの作業の中では比較的早めに描けましたね。もっとも「どのキャラクターを描くのか」「バランスをどうするのか」という、アイデアを揉むことに時間をかけたので、実作業としてはもっと早く、1点につき3〜4日です。

――かなり乗り気で作業してくださったんですね。イラストの点数はどなたが決められたのですか?

徳田:僕です。その時の僕のスケジュールと睨めっこをした結果、「女の子」と「ゆるいキャラクター」という別々の方向性のものは絶対にやりたいと思ったんです。円谷プロダクションさんからは点数の制限がなく、自由にやらせていただきましたね。

――twitterを拝見する限り、ツインテールの女の子がお好きだとか。それと「ゆるいキャラクター」といえば、徳田さんの代表作である「ひとがたくん」ですよね。どちらのイラストも徳田さんらしい切り口だと思います。ところで集合絵に描かれたキャラクターはどのような基準で選ばれたのですか?

徳田:『ウルトラマン[?]』と『ウルトラセブン[?]』が好きだったので、その中から僕にとって印象が強く、ゆるい表情が描ける怪獣を選びました。あとはバランスを見て配置を決めていますね。たとえばキングジョー[?]は黄色と決まっているので、その対角線上の星を黄色にしてバランスを取っています。

TCJ50アーティストインタビューNo.002 徳田有希

――どちらの作品にもツインテールが描かれていますが、比べてみるとずいぶん雰囲気が違いますね。

徳田:集合絵はゆるい感じで描こうと思ったので、このデフォルメになりました。女の子と一緒に描いたツインテール[?]は、リアルすぎないところで元デザインを守りつつ、女の子と合うようデフォルメしていますね。あとは「女の子がメインだよ」ということが分かるよう、ツインテールの尻尾を女の子に向けています。こうすると、見る側の視線が自然と女の子に集まるんですよ。

――……なるほど! 意図を踏まえた上でイラストを拝見すると、また違った見え方がしますね。

アクロバティックな怪獣ごっこ

――徳田さんの年代ですと、ちょうど『ウルトラマンティガ(以下、ティガ)』が放送されていた頃に幼少期を過ごされた感じでしょうか?

徳田:世代としてはそうですが、実は『ティガ[?]』よりも『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』が好きなんですよ。

――それはなぜ?

徳田:僕の父親が『ウルトラマン』の大ファンで、よく初代シリーズのDVDを見せてもらったり、父のフィギュアで遊ばせてもらいました。当時3歳か4歳だったと思います。父が「ウルトラマンといえば初代だろ!」という人だったのと、僕自身、決まった時間にテレビを見る習慣がなかったので、リアルタイムで放送していた『ティガ』よりはDVDの『ウルトラマン』に接する機会が多かったんです。

――内容はいかがでしたか?

徳田:当時の子供の目線としては、新シリーズより初期シリーズの方が物語を理解しやすかったですね。新しいシリーズだと人間ドラマが複雑になっている印象がありましたが、初期シリーズは単純明快で「怪獣が出たから倒す!」でした。怪獣のデザインもシンプルで覚えやすかったですね。

――確かに初期シリーズは、物語の背景が複雑でも展開としては分かりやすかったですね。怪獣もシルエットで判断できるデザインが多いイメージでした。ちなみにどんな怪獣が印象に残っていますか?

徳田:ジャミラ[?]です。

※『ウルトラマン』第23話「故郷は地球」に登場。宇宙飛行士のジャミラが事故で遭難。過酷な環境で怪獣化した後、自ら宇宙船を修理して地球に戻ってくる。

――名エピソードですね。バッシングを恐れた政府が事故を隠蔽し、見捨てられたジャミラが国際会議場を襲って復讐を果たそうとする。イデ隊員なんかはジャミラに感情移入しちゃって、理不尽な現実に苛立ちを覚えたりと。

徳田:水が弱点なので、水で攻撃されるんですよね。ジャミラが苦しみもだえる姿には、子供ながらに同情しました。あのシーンがすごく印象深いですね。ほかにはペスター[?]とツインテールもよく覚えています。

※ペスターは『ウルトラマン』第13話「オイルSOS」に登場した怪獣。スーツアクター2人による、非人間型のフォルムが注目を浴びた。

※ツインテールは『帰ってきたウルトラマン[?]』第5話「二大怪獣東京を襲撃」と第6話「決戦! 怪獣対マット」に登場した怪獣で、頭部が地面に接するシャチホコ的なフォルムと、長い2本の尻尾を持つ。

――どちらも印象的な姿ですね。

徳田:変わったデザインが好きなんですよ。幼稚園の頃はよくマネをして遊んだものです(笑) 友達と肩を組んでペスターになりきったり、逆立ちして足をダランと下げて、ツインテールだって言ったり(笑) そのあたりの映像も、実家に戻れば残ってると思いますよ。

TCJ50アーティストインタビューNo.002 徳田有希

――『ティガ』全盛期に、初期シリーズで盛り上がれる友達がいるというのがおもしろいですね。

徳田:その友達も『ウルトラマン』の大ファンなんですよ。彼の自宅へ遊びに行くと、庭にケースで囲った砂場があり、よくソフビ人形で遊びました。土の中からアントラー[?]を出現させたり(笑) 一緒に遊ぶのが本当に楽しかったですね。

※アントラーは『ウルトラマン』第7話「バラージの青い石」に登場した怪獣。砂漠にすり鉢状のワナを作り、獲物を捕食するアリジゴクのような巨大生物。

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徳田有希

徳田有希

http://yuki-tokuda.com/ http://twitter.com/yuukitokuda

イラストレーター/1991年1月24日生まれ
Twitterで話題をさらったオリジナルキャラ「ひとがたくん」はもちろん、グッズの描き下ろし、書籍の装画などイラストレーターとして多方面で活躍中。
LINEスタンプ(https://store.line.me/stickershop/product/1041762/ja)発売中。
初書籍となるキャラ本「ひとがたくん」がワニブックスより発売。
さらにガチャのフィギュアも登場!!(全国に設置されているカプセル自販機にて発売中)立体版ひとがたくんも要check☆。

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