インターナショナルS2017
芝2400mで争われる国際競争のG1レース「ジャパンカップ」が11月26日に東京競馬場にて開催となります。
今年も日本のトップクラスの馬をはじめ、オーストラリア、アイルランド、ドイツ、から4頭の馬が出走し、国際色豊かなレースとなっています。
昨年はキタサンブラックが圧巻の走りを見せ、日本総大将の役割りを見事に果たしました。
秋3走を持って引退を表明しているキタサンブラックが昨年に続く2連覇を果たせるのか注目が集まります。
では有力馬のご紹介の前に、まずはブックメーカーにてオッズを見ていきましょう。
ブックメーカーウィリアムヒル
キタサンブラック 2.75倍、レイデオロ 4.00倍、サトノクラウン 5.50倍、ソウルスターリング 13.00倍、マカヒキ 13.00倍、
ブックメーカーbet365
キタサンブラック 2.25倍、レイデオロ 4.00倍、サトノクラウン 5.50倍、ソウルスターリング 13.00倍、マカヒキ 13.00倍、
現在のオッズを見るとキタサンブラックが断然の1番人気となっています。
ではキタサンブラックからご紹介していきます。
キタサンブラックは牡5歳の馬でG1を6勝しています。
秋3走で引退が決まっていますので、残りはジャパンカップと有馬記念のみです。
もしジャパンカップを勝つことになったら、数々の名馬が成し遂げることが出来なかったG1を8勝する偉業に挑むこととなります。
休み明けの天皇賞を使って叩き2走目となる今回がコンディション的には一番だと思うので、オッズ通り勝利に一番近い馬だと断言できます。
続いて2番人気のレイデオロは3歳牡馬で今年のダービー馬になります。
前走のG2神戸新聞杯では後の菊花賞馬となるキセキを寄せ付けない完勝劇を演じてみせました。
3歳馬同士のレースでは評価に値しないと思うでしょうが、今年の3歳馬は古馬戦線においても結果を出し、強いともっぱらの評判なのでダービー馬なら不甲斐ないレースはしないでしょう。
古馬との斤量2キロ差を活かして王者キタサンブラックに挑みます。
最後は3番人気のサトノクラウンです。
サトノクラウンは5歳牡馬でG1は今年の宝塚記念と香港ヴァーズを制しています。
前走の天皇賞ではキタサンブラックと接戦を演じましたが小差で敗れています。
天皇賞の2000mから2400mに伸びるのはサトノクラウンにとって好都合ですし、重馬場が得意な馬だけに時計が掛かる馬場なら勝つチャンス十分です。
鞍上のミルコ・デムーロ騎手も今季のG1戦線で大活躍中なので目が離せない一頭です。
以上、人気馬3頭をご紹介しました。
個人的には上位人気3頭で決まる固いレースとなりそうですね。
気になる海外勢を見ると、超が付く一流馬の参戦は無く、また外国と日本との馬場の違いから勝ち負けできる馬は見当たりませんね。
今年も日本勢の勝利間違いないレースになるでしょう。