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ウルトラマン京うちわ(上田バロン筆、宇瑠徒羅曼降臨図) ウルトラマン京うちわ(上田バロン筆、宇瑠徒羅曼降臨図) ウルトラマン京うちわ(上田バロン筆、宇瑠徒羅曼降臨図) ウルトラマン京うちわ(上田バロン筆、宇瑠徒羅曼降臨図)
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創業300年の伝統×鬼才のモダンアート
その名は「宇瑠徒羅曼(ウルトラマン)降臨図」

個性派イラストレーター「上田バロン」が描く
仏像イメージの守護神が京うちわの図案に……

大怪獣ベムラーを降伏(ごうぶく)させ、その鍛え抜かれた肉体を光背(後光)に晒す……。上田バロン氏が本企画のために描いた図案は、記念すべきシリーズ第1話「ウルトラ作戦第一号」を想起させる題材だ。それは1966年7月17日に、ブラウン管ではじめてウルトラマンを目にした、当時の子供たちの心情を表しているかのようであり大変興味深い。

「ウルトラマンのフォルムは未来的ですが、伝統工芸とコラボをするならば……と考え、あえて“和”をベースにしました」

図案のアイデアについてそう語るのは上田氏。氏によると、誰もがよく知るポーズではなく、意外性を求めて仏像にその答えを見出したのだという。

「かねてからウルトラマンには、仏教の世界で言うところの、餓鬼を踏む四天王の印象を強く持っていました。そこでフィルムにはないポージングと、大怪獣を退治する姿、そして仏像で表現される光背を描いて、強く神々しい守護神にしました」

その図案を受け取ってうちわを製作するのは、株式会社「阿以波(あいば)」の店主「10代目・饗庭長兵衛」氏。

氏が手掛けた「京うちわ」は、700年以上前から宮廷に献上されていたという「御所うちわ」がルーツだ。うちわ面と柄を別々に作る「挿し柄」がその特徴で、柄に漆や金彩の装飾を施すなど優美な細工が魅力である。

株式会社「阿以波(あいば)」は、現在、その伝統技術を唯一伝える存在として、京うちわの伝統を守りつつ新たな「うちわ文化」を発信している。創業は、京うちわが庶民にも広まった元禄2年(1689年)。300年以上も京うちわの伝統を継承する老舗だ。

伝統的な技術による見事な細工と
アロマオイルを使用した香料の優しい香り

京うちわには実用的なものと飾り専門の2種類がある。今回のコラボで採用されたのは、美術品として楽しむ飾りうちわだ。越中・八尾の手すき楮(こうぞ)紙や栂材など純国産の材料を使用し、すべてを手作りで仕上げている。その見事な仕事ぶりに上田氏は感嘆の溜め息をつく。

「金箔を繊細に使った手仕事で、ウルトラマンの背中から放射状に広がる光背がきらびやかに表現されています。また裏から見ることで、阿以波さんの伝統的な波柄とウルトラマンのシルエットも楽しめるようになっています。漆塗りの柄には、科学特捜隊のマークがレーザーで焼き付けられていますね」

図案にしても、あえて赤を使わず、落ち着いた暗色でまとめられているところが粋だ。それにウルトラマンの横顔も、ある種“らしくない”構図のせいか惹きつけられる。独特の表現を模索しつつ、しかしウルトラマンへのリスペクトを忘れないその想いについて、上田氏はこう語った。

「ウルトラシリーズは幼い頃にたくさん絵を描かせてもらった、僕にとってお気に入りのヒーローであり題材です。特に惹かれたのはレオですが、ウルトラマンも異質な造形に不思議な魅力を感じました。子供の頃に好きだった絵を描くこと。大人になった今、それを仕事にできている自分がいます。今回の企画では、そんな過去の自分を想い出すきっかけとなり感慨深く思います」

  • 黒が印象的なウルトラマンの図案は、これまで作品世界観を補足し、あるいは独自のシリーズを展開していった「ウルトラシリーズ」のコミック版を連想させる。また仏教画を意識しており、力強く描かれた顎が守護神らしさを演出している。

  • ウルトラマンの足の下に描かれているのは、「ウルトラマン」第1話「ウルトラ作戦第一号」に登場した宇宙怪獣ベムラーだ。日本画の妖怪図を思わせるタッチに加え、魑魅魍魎のような印象を与えるため、目、牙、爪を目立たせている。

  • 「京うちわ」の特徴である挿し込み式の柄。漆で処理されているのに加えて、科学特捜隊のマークがレーザーで焼き付けられている。また付属する竹台は「京うちわ」の一部としてデザインされ、主張しすぎない程度に雅に仕上げられている。

ウルトラマン京うちわ(上田バロン筆、宇瑠徒羅曼降臨図)

商品コード
クリエイター 阿以波
定価
価格 86,400 円(税込)
注文受付期間
配送予定
備考 ご入金確認後7〜10営業日で発送
数量
  • 上田バロン

  • FR/LAME MONGER代表/イラストレーター
  • ボールドラインでアグレッシブかつ目が個性的なキャラクターイラストレーションが特徴。イラストレーションやキャラクターデザインを活用したカテゴリを越えたアートディレクションを得意とする。広告や書籍カバー、CDジャケはじめ、企業、商業施設、ゲーム、イベントなど国内外と幅広く展開。EXILE & 倖田來未・Purfume・布袋寅泰・グーグル・マクドナルド・ナイキ・NHKなどのクライアントの仕事を手がける。近年、幻冬舎「会話型心理ゲーム人狼DX」がベストセラー。誉田哲也著文庫版「増山超能力師事務所」新連載「増山超能力師大戦争」のカバーアートや挿絵など。琳派400年の風神雷神を描き、本振袖なども製作し虎屋京都ギャラリーで公開される。Red Bull Ignition招待アーティストでアメ村街路灯をカスタマイズ。 LIMITS Digital Art Battleでベスト8進出。自身のキャラクター「AI BEAR」のキャラクタープロダクト展開など精力的に活動。
  • http://frlamemonger.com/
  • 株式会社阿以波

  • 饗庭長兵衛プロフィール
  • 1960 京都にて出生
  • 1998 通商産業大臣奨励賞 受賞
  • 2001 十代長兵衛を襲名
  •     京都高島屋にて個展
  • 2010 京都高島屋にて十代饗庭長兵衛個展
  • 2012 近畿経済産業局局長賞 受賞
  • 2014 福山天満屋にて十代饗庭長兵衛個展
  • http://www.kyo-aiba.jp/

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