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“和”の魂を吹き込んだ
上品な輝きのウルトラマン

現代メタリック塗装に匹敵する
古来の漆芸と箔押し技術

本プロダクトが漆を用いた伝統工芸だと説明したら、どれほどの人間が信じてくれるだろうか?

「9000年前の遺跡からも出土する、日本が誇る伝統“漆”。そして日本の国民的ヒーローであるウルトラマンを掛け合わせることで、クールジャパンな工芸が作れると思い企画した作品です」

プロデュースを手掛ける都築数明氏は語る。しかし、はたしてどのような技法を用いたら、本プロダクトのような見事な質感が表現できるのか?

「“白檀塗り”という特殊塗りを施しました。赤色に見える部分は、一度、下地の上に銀箔を貼り付け、その上から半透明の漆を塗っています。銀色の部分は銀箔の代わりにプラチナ箔を使いました」

なるほど。通常はまず下地を作り、その上に漆を塗る。白檀塗りは下地の上に銀箔を押し、その上に半透明の漆を塗ることでメタリックな質感を表現する。都築氏の場合は銀箔とプラチナ箔を用いることでウルトラマンカラーを表現したというわけだ。

これは仏壇の製作で一般的に使われる、箔押しの技術と漆塗りのミックスだ。しかし手間がかかるために、美術工芸品にしか使用できない技法でもある。それを今回、惜しみなく投入してくれた。

伝統工芸の美術力と、海洋堂の造形力
垣根を越えた職人技が産んだもの

本プロダクトを縁の下で支えているのは、「チョコエッグ」ブームの立役者であるフィギュア造型・企画会社の「海洋堂」だ。社のこだわりの造形技術は折り紙つき。可動とプロポーションを両立させたフィギュア・シリーズ「リボルテック」や、本プロダクトの原型となった塗装済み組立てモデル「ハイパーソフビ ウルトラマン」など、リアルかつ繊細な表現で人気である。

元となったプロダクト「ハイパーソフビ ウルトラマン」は、抱えるほどのビッグスケールだけが売りではなく、実物をリアルに再現する豊かな表現力も魅力だ。それだけに、海洋堂の表現力を活かす漆芸が求められる。そこで都築氏は、かねてから研究していたという新たな塗装技術「吹き付け技法」を投入。原型の特徴である、リアルな造型をそのまま残した。

もともと漆芸は薄く塗ってこそ輝く。しかも均等に作業しなければ意味がない。複雑な造型がされた下地に、いかにして薄く均等に漆を塗るかは、プロダクトの生死を分ける大問題だったはずだ。それを伝統芸にかける情熱と、海洋堂へのリスペクトで可能としたところに、職人たちの垣根を越えた阿吽の呼吸がうかがえる。

本プロダクトを企画するうえで都築氏が心にとめておいたこと。それは「玩具以上、工芸未満の、高級感と親しみやすさが同居するプロダクトを実現すること」だった。そんな氏が、最後にディスプレイの楽しみ方の一例を紹介してくれた。

「大型作品ですから、玄関などの床に直に置いて展示してもらえるとインパクトがあっていいですね。漆塗りのおかげで和風テイストの装飾品ともマッチしますから、掛軸や屏風と合わせると素敵ですよ」

  • 光の当て方でグラデーションの濃淡がはっきりと出るメタルレッドは、表情を変える赤色を、角度を変えながらじっくりと眺めたくなる仕上がりだ。実物を目にしても、漆塗りであることがますます信じられなくなるほど鮮やかな輝きである。

  • 複眼のように細かく細工された目や、脇付近の見事な表現など、海洋堂の繊細な造型がそのまま生かされている。見事な漆芸はもちろんのこと、海洋堂の造形力にも着目して、じっくりとご鑑賞頂きたい。

  • ソフビに漆を塗るだけでも至難の業なのだが、都築氏は塗装を可能にしたばかりか、均等に塗る手段を見出した。それは都築氏にしかできない特殊技術。本プロダクトは、ほかでは絶対に手に入らないプレミアム・アイテムである。

ハイパーソフビ ウルトラマン(80cm)プラチナver.

商品コード
クリエイター クロート・クリエイション
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価格 864,000 円(税込)
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備考 ご入金確認後7〜10営業日で発送
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  • 都築数明

  • 1971年愛知県幸田町生まれ。
  • 国指定の伝統的工芸品「三河仏壇」の職人(組立師)であり、デザイナー。
  • 伝統技法を使ったアート性の高いプロダクトを製造、発信しています。
  • 最近は伝統的な職人の技術を活用したユニークな商品をプロデュースしています。
  • 名古屋芸術大学非常勤講師。
  • 独自ブランド「クロート・クリエイション」代表
  • http://www.kuro-t.jp/
  • クロート・クリエイション

  • 歴史×職人×流行を掛け合わせて、ストーリー性の高いプロダクトをプロデュースします。
  • 日本には「渡りと景」の組み合わせで物を作ってきました。
  • 渡りは使いやすさ、機能の事、景は見た目、デザインを意味します。
  • 使いやすくユニークな物のベストミックスを追求することで「用の美」と言われる日本の美術工芸が生まれてきました。
  • クロート・クリエイションが目指すのは伝統的な美意識の「渡りと景」にポップカルチャー等の新しい日本文化を組み合わせて作る「極クール・ジャパン」の物づくりです。
  • そして一番大切なのは伝統技術の継承は活用する事です。
  • ユニークな組み合わせで職人自体にスポットがあたるサポートをいたします。
  • http://www.kuro-t.jp/

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