トップ > 都築数明 > ウルトラ木魚type-F(大)

人形供養に使用されたこともある
正真正銘の国産・高級木魚

仏壇職人・都築数明氏による企画
オールハンドメイドの伝統工芸品

「南無 阿弥陀仏、南無 阿弥陀仏……」ピリッと引き締まった空気に背筋は伸びるのに、不思議と気が張らない穏やかな空間。ほのかに香ってくるのは畳と線香の香り。そこで「ウルトラ木魚 type-F(大)」は、落ち着いたリズムで僧たちの読経を先導する……。

増上寺でおこなわれた人形供養の祭事において、「ウルトラ木魚 type-F(大)」は僧侶や参列者とともに多くの人形たちを見送った。

「ウルトラ木魚 type-F(大)」はただのキャラクターアイテムではない。仏壇職人で伝統工芸のプロデューサーでもある都築数明氏が手掛けた、正真正銘の仏具である。込められたのは、苦境に立たされた国産木魚への想い、そして今でも胸に宿るウルトラマンへの憧れ。

木魚には「目を閉じることがなく泳ぎ続ける魚を見習い、寝る間を惜しんで精進しなさい」という意味が込められている。都築氏はその木魚に、「日本の伝統を、そして文化を愛して欲しい。ウルトラマンの姿を借りたこの木魚を通じて、国産木魚に興味を持ってほしい」という願いを託した。

貴重な国産・高級木魚として価値がある本プロダクト。それは都築数明氏プロデュースのもと、国内に数えるほどしかいない職人たちが精魂を込めて作り上げた渾身の逸品である。

奥行き約40センチの巨大フェイス
大人の顔よりも大きな究極モデル

「ウルトラ木魚」のシリーズには、大型の「ウルトラ木魚 type-F(大)」、手頃なサイズの「ウルトラ木魚 type-F」、一般的な木魚のデザインを踏襲した「ウルトラ木魚 type-S」の三種類がある。「ウルトラ木魚 type-F(大)」は「type-F」の大型版として、金箔を使用するなど、より豪華に彩られた究極モデルだ。しかも製作はすべてハンドメイドである。

都築氏が「ウルトラマン+木魚」の着想を得たのは、「ウルトラマン」第35話「怪獣墓場」から。倒されていった怪獣を科学特捜隊の面々が弔う場面を目にして、対立関係を越えた日本古来の、“弔い”の精神に改めて感銘を受けたためである。そしてその場面に寄り添う作品ができないかと考え、「ウルトラ木魚」に辿り着いたのだ。

しかし目指す理想はあっても実現は困難ばかり。なにしろ日本国内には木魚専門職人が数えるほどしかいない。おまけに良木の減少や材料価格の高騰もあり、木魚自体、安い中国産に押されている。それでも都築氏は、あえて国内の職人による“本物”の純国産品にこだわった。そうやって完成したのが、この「ウルトラ木魚 type-F(大)」である。

大型の木魚らしく、まるでウルトラマンが地面を踏みしめているかのような重々しい音を発する本プロダクト。両目に施された金箔細工は、M78星雲からやって来た、神秘的な生命体としての存在感を印象付けている。目の飛び出るような価格ではあるが、職人が丹精に仕上げた純国産木魚とあれば安売りはできない。

次にまたいつ出逢えるか分からない、完全手作業の一点ものなだけに、検討する価値はあるのではないだろうか。

  • 「ウルトラ木魚 type-F(大)」と「ウルトラ木魚 type-F」の大きさ比較。本プロダクトが大人なら、通常のtype-Fは子供といったイメージ。顔の造形や座布団の柄も異なる。

  • 通常版の「ウルトラ木魚 type-F」は目を塗装で表現したが、「ウルトラ木魚 type-F(大)」の両目には金箔が使用されている。また顔全体の木目が左右対称になるよう考えられているところにも注目したい。

  • ウルトラマンのあごの部分。いわゆる“口”の木目が、左右対称になっていることにお気付きだろうか? その左右の彫りに入った斜めの木目も、左と右でまったく同じ方向を向いている。

  • いわゆる“右耳”の部分。その向こうには音を反響させるための空洞がわずかにうかがえる。空洞の中には荒々しい削り跡があり、それを眺めていると、職人の息遣いが聞こえてくるようだ。

  • 音を鳴らすための棓(ばい)は、「ウルトラ木魚 type-F」とほぼ同じデザイン。しかし科学特捜隊マークの星の部分が二重になっていたり、より丈夫な太さに変更されているなど微妙に異なる。

ウルトラ木魚type-F(大)

商品コード
クリエイター クロート・クリエイション
定価
価格 1,080,000 円(税込)
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備考 ご入金確認後7〜10営業日で発送
数量
  • 都築数明

  • 1971年愛知県幸田町生まれ。
  • 国指定の伝統的工芸品「三河仏壇」の職人(組立師)であり、デザイナー。
  • 伝統技法を使ったアート性の高いプロダクトを製造、発信しています。
  • 最近は伝統的な職人の技術を活用したユニークな商品をプロデュースしています。
  • 名古屋芸術大学非常勤講師。
  • 独自ブランド「クロート・クリエイション」代表
  • http://www.kuro-t.jp/
  • クロート・クリエイション

  • 歴史×職人×流行を掛け合わせて、ストーリー性の高いプロダクトをプロデュースします。
  • 日本には「渡りと景」の組み合わせで物を作ってきました。
  • 渡りは使いやすさ、機能の事、景は見た目、デザインを意味します。
  • 使いやすくユニークな物のベストミックスを追求することで「用の美」と言われる日本の美術工芸が生まれてきました。
  • クロート・クリエイションが目指すのは伝統的な美意識の「渡りと景」にポップカルチャー等の新しい日本文化を組み合わせて作る「極クール・ジャパン」の物づくりです。
  • そして一番大切なのは伝統技術の継承は活用する事です。
  • ユニークな組み合わせで職人自体にスポットがあたるサポートをいたします。
  • http://www.kuro-t.jp/

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