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食べられる? 食べられない?
幸せの甘い“ジャンボ”ウルトラマン

独自のジャンルを確立した
「フェイク・クリーム・アート」

「ウルトラマンとスイーツが好きな方のもとに届いてほしいですね。そして皆に見てもらえる場所に飾って楽しんでください!」

プロダクトを手掛けた渡辺おさむ氏は、独特のアートワークで話題の人物だ。そのアートワークとは、自身が切り拓いたという新ジャンル「フェイク・クリーム・アート」。PVCやレジンを使い、あたかも本物の生クリームやキャンディを使っているかのような表現手段で立体物を製作するものである。

これまでも数々の媒体で取り上げられ、美術館での展覧会も行ってきた渡辺氏。注目のプロダクトは、海洋堂が原型を担当した全高約80センチのビッグサイズ・フィギュアに「フェイク・クリーム・アート」を施している。

「今までにない、スイーツでデコレーションされた“世界にひとつだけ”のウルトラマンを作ろうと思いました」

確かに、ここまでメルヘンな世界観のウルトラマンは見たことがない。一歩離れて全体を眺めると、パウダースノーの中にたたずむウルトラマンのようだ。しかし近くで鑑賞すると甘い香りが漂ってくるような錯覚に陥る。それらをすべてハンドメイドで製作しているからおもしろい。プロダクトを彩る世界観も“世界にひとつだけ”だが、ハンドメイドで製作された一点ものという意味でも、文字通り“世界にひとつだけ”なのだ。

近くで鑑賞すると幸せ気分もアップ
装飾パーツからうかがえる「ウルトラ愛」

「誰にでも、お菓子やケーキにまつわる幸せな記憶があると思います。作品を見て、幸せな記憶を思い出してほしいですね」

幼少期の幸せな記憶を思い出しながら、そう語る渡辺氏。特にプロダクトのモチーフとなったケーキは、誕生日やクリスマス、結婚式など、様々なイベントで我々を祝福してくれる幸福の象徴として、これ以上ないモチーフだ。しかし渡辺氏の心遣いはケーキというモチーフだけではなく、細部を鑑賞することでさらなるものが見えてくる。

例えば赤いライン上の装飾パーツは、科学特捜隊のマークや宇宙を連想させる星型だ。また渦巻き模様のパーツは印象的な番組タイトルバックを想起させ、カラータイマーを思わせるパーツもうかがえる。いずれもイメージを働かせたくなるものばかりだ。さらに全身を覆うホワイト部分がホイップクリーム状になっていたり、イチゴやチョコレート菓子も散りばめられていて、細部に注目すればするほど新たな発見が得られる。

それらのパーツをひとつずつ製作し、ウルトラマンの全身に配置していく作業は、いかに孤独で地道だったのか想像に難くない。フィギュア部分だけで約80センチ、ケーキを象った台座を含むと100センチ以上。同じものなど作れない。

フェイクのスイーツだからこそ、いつまでも残る甘い夢……。現代アートのトップランナーが手掛けるプロダクトを、今一度、じっくりとご覧いただきたい。

  • フェイクのホイップクリームでデコレーションされたウルトラマンの頭部。いわゆる“口”のディテールをはっきりと残す、微妙な匙加減に“技”を感じる。

  • カラータイマーがゼリーに変身。パーツがクリア素材で成型されており、照明の光を浴びて澄んだ輝きを照り返している。首元の小さな蝶ネクタイも愛らしい。

  • 随所に散りばめられたリボンだが、首の下と、人間で言うところのヘソの下に配置されたものには特別な意図が感じられ、渡辺氏の遊び心に思わず頬が緩む。

  • そのほかのフェイク・スイーツは、ハートマークや円錐形のチョコレート、マカロン、キャンディなど。すべてハンドメイドで製作してから装飾に使用した。

  • 背面のデコレーションにも力が入っている。渦巻き模様が多く見られるのは、やはりあの、絵具が混ざり合うような番組タイトルバックを強く意識してだろうか。

  • フィギュア部分は海洋堂が原型を製作したものだが、ケーキを象った台座は渡辺氏によるオリジナル。氏が筆を入れた「Osamu. 2016」のサインも入っている。

ULTRA SWEETS

商品コード
クリエイター 渡辺おさむ
定価
価格 1,620,000 円(税込)
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備考 ご入金確認後7〜10営業日で発送
数量
  • 渡辺おさむ

  • 2003年 東京造形大学 デザイン学科卒
  • スイーツデコの技術をアートに昇華させた第一人者として「東京カワイイTV」(NHK)や「徹子の部屋スペシャル」(テレビ朝日)等にもとりあげられ、アート界のスイーツ王子として人気上昇中。本物そっくりのカラフルで精巧なクリームやキャンディ、フルーツなどを用いた作品は国内はもとより海外でも注目を集め、中国、イタリア、ベルギー、トルコ、アメリカ、韓国などでも個展が開催され話題を呼ぶ。2012年には初の作品集となる「SWEET OR UNSWEET?」が出版されたほか、大原美術館や清須市はるひ美術館にも作品がコレクションされている。
  • http://watanabeosamu.tokyo/

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