トップ > GALLERY-作品一覧- > 【受注生産】『恐竜戦隊コセイドン』コセイダー(TCJ限定メタリックカラー)

1978年放送の特撮番組『恐竜戦隊コセイドン』より、
TCJ限定メタルレッド仕様の「コセイダー」ソフビ

真紅のヒーロー「コセイダー」が登場する『恐竜戦隊コセイドン』は
「人間大砲」が活躍する、白亜紀を舞台にしたタイムトラベルSF

「人間大砲」と呼ばれる等身大ヒーローがいる。戦闘の最前線に急行するため、強化スーツに身を包み、サーカスの伝統的な演目さながらに大空を舞うのだ。

そのヒーローが登場するのは、1978年から1979年にかけて全52話が放送された特撮番組『恐竜戦隊コセイドン』だ。『恐竜探険隊ボーンフリー』『恐竜大戦争アイゼンボーグ』の後を受け、恐竜が登場することをコンセプトにした、いわゆる「円谷恐竜3部作」の第3弾である。

物語としては、時空監理局所属の特命チーム「タイムGメン」がタイムマシンを駆り、おもに白亜紀で人類の平和を守る、やや上の年齢層をターゲットにしたSF番組だ。そのため第13話までは6人の「タイムGメン」の活躍に主眼が置かれ、コセイダーは「コセイドン号」や「ファイタス号」といった搭乗機と同様の、ガジェットのひとつとして扱われていた。つまりヒーロー番組であることよりもチームのドラマに重きが置かれ、放送回によってはコセイダーに変身する必要のないエピソードもあったほどである。

方向性が大きく変わったのは序盤クライマックスの第13話でのこと。強化スーツ姿の戦闘要員だったコセイダーは、超能力を得て「タイム戦士コセイダー」に進化。それまでブレード一本で格闘していたものが、必殺技や時間停止能力を駆使するスーパーヒーローになったのである。また番組の顔として、派手な必殺技を繰り出したり、爆発シーンを多用したりと、アクション面でも演出面でもパワーアップした。

これまでなかなかお目にかかる機会がなかった『恐竜戦隊コセイドン』だが、2013年にはDVDシリーズ全10巻をリリース。本編を視聴する機会が増え、これまで断片的にしか情報がなかった番組に、じかに触れられるようになったのは嬉しいことだ。今作の原型師である、あべ♨とおる氏も番組に想いを馳せる。

「コセイダーの人間大砲や時間停止能力など、とにかくヒーローとしてはユニークな設定に惹かれました。子供の頃はよくマネをしましたね。もちろん、コセイドン号やファイタス号なども大好きでした。『ホップ・ステップ・ジャンプ』というフレーズはこの番組で刷り込まれたと思います」

数少ないコセイダー・フィギュアの決定版をめざして
特徴的な“シワ”の表現にこだわったリアルな造形

「コセイダーの商品は、番組放送当時からあまり見かけませんでした。そのため決定版と言えるような作品を作ろうと思い立ち、2014年冬のワンダーフェスティバルで同人販売したのが最初です。今回はその、TCJ特製メタリックカラー版となります」

そう語ってくれたのは、マンガ家で原型師でもある、あべ♨とおる氏。手がけた作品のこだわりは、なんといってもキャラクターの個性でもあるディテールだ。

「レトロテイストのソフビという体裁をとっていますが、決定版ということで、できる限りスーツのシワを再現して設定に忠実にしようと思いました」

たしかに劇中のコセイダーは、特撮ヒーローには珍しいシワの目立つスーツを着用している。だがそのシワがコセイダーという荒唐無稽なキャラクターにある種のリアルさを与え、タイムトラベル版の宇宙服とも言うべき、現実と隣りあわせの親近感を抱かせている。そのあたりがソフビでも活かされているのだ。

「コセイダーのおもな武器として使用されるブレードですが、工場の担当者のアドバイスで、ブレードを持つほうの手首を回転させられるようにしてあります。また鞘の先端は、悩んだ結果、穴をあける仕様にしました」

通常のソフビの制作方法にとらわれない発想が求められた本作品。メタリック仕様についても熱を込めて語る。

「赤の成型色では、せっかくのディテールが目立たず、ずっとフラストレーションがありました。『原型はここまで作ったのに!』という想いもありましたので、ディテールが見やすく、かつ豪華なメタリック仕様にしました。ただソフビ塗料にレッドメタリックは存在しないので、皆さんに納得していただけるようなオリジナルのカラーリングを調合しました」

彩色ひとつをとっても妥協なく、決定版をさらに決定的にした作品だと言えるTCJ限定バージョン。最後にあべ♨とおる氏は、すべての特撮ファンに向けてメッセージを送ってくれた

「当時の『恐竜戦隊コセイドン』ファンだけではなく、DVDをご覧になり、新たにファンになった方々にもこの作品を手にとっていただければ幸いです。またこれを機会に、もっと多くのかたにコセイダーのことを知っていただければとも思います。今後も、大人になった少年たちが弊社作品を手にしたときに、一気に当時の気持ちになれる、そんなタイムマシンのような作品を送り出せればと思います」

  • 劇中ではヒロインである王女アルタシヤとテレパシーで通じ合い、危機的状況をアルタシヤに支えてもらう描写もあったコセイダー。SF設定然り、恋愛要素然り、やや背伸びした設定が特徴的だった。それだけに番組としての個性も当時から際立っていた。

  • 可動部分は、首、肩、足の付け根、ブレードを持つ手首、腰の鞘。カラーリングはあべとおる氏の狙い通り、劇中から抜け出たような色調となっている。またスーツのシワの表現がとてもていねいだ。

  • ある程度、自由にポージングさせることが可能。ブレードを持つ手も回転可動するため、刃を返すポーズを取らせることもできる。ブレードと手は一体成型だ。

  • 足の裏にはコピーライトの刻印。1978年は『恐竜戦隊コセイドン』の放送年である。

【受注生産】『恐竜戦隊コセイドン』コセイダー(TCJ限定メタリックカラー)

商品コード
クリエイター あべ♨とおる
定価
価格 9,720 円(税込)
注文受付期間 2017年3月13日〜2017年4月16日(お1人様2点まで)
配送予定 2017年5月下旬〜6月上旬予定
備考 全長27cm
数量
  • あべ♨とおる(ビックワンクラフト)

  • 2004年に月刊コミック誌「チャンピオンRED(秋田書店)」にて漫画家デビュー。2010年、怪獣軒から「シルバー仮面」のソフビ製作にて原型師デビュー。2013年にはメディコムトイにて、ソフビシリーズ「ダイナミックヒーローズ」を開始。以降、「ダイナマイトコレクション」「タツノコジェネレーション」などのソフビシリーズを展開開始。2016年に「株式会社ビックワンクラフト」を設立。その第1弾アイテムとしてテレビアニメ『ザ★ウルトラマン』に登場する「ウルトラマンジョーニアス」をリリース。年間、10〜20体の原型を手がける。
  • http://bigonecraft.com/
  • https://twitter.com/patimono

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