jリーグ開幕 久々復帰のセレッソに、名波ジュビロが挑む
14-15シーズン。まさかのJ2落ちを喫した強豪セレッソ大阪。
常勝軍団にとっては不遇の年が続きましたが、実に2年の歳月をかけ、J1の舞台へと戻ってきます。
今季は、尹 晶煥新監督のもと、下剋上を狙い準備万端。
清武選手の移籍が記憶に新しいですが、山口選手・柿谷選手ら豊富なタレント陣をそろえ、チーム力はリーグ随一です。
対する磐田は、名波監督のもと、昨季は可もなく不可もなく、無難に乗り気ったという印象。
所々光るものは見せましたが、順位は振るいませんでした。
それでも今季もJ1残留。ジェイ選手らの移籍は痛手ですが、サッカー元日本代表、中村俊輔選手が加入したとあっては、十分すぎる利益を得たのではないでしょうか?
彼の持つ天性のパスセンスと強烈なFKは相手に大きなプレッシャーを与えます。
加入したばかりの38歳が、チームにどれだけ素早く適応できるかが、今季の鍵になりそうです。
サッカーファンが待ち望んだ決戦。
日本最高峰を決める戦いの火蓋がいよいよ切って落とされます。
セレッソ大阪VSジュビロ磐田。
開幕戦を勝利で飾るのは一体どちらのクラブになるのか? オッズを交えながらこの試合を予想していきます。
昨季のセレッソ大阪は、ユース上がりの大熊監督のもとパス回しで得点を奪いに行くスタイルでしたが、決定力不足が否めず。
J2でも結局は4位。不完全燃焼でJ1への昇格を決めました。
肝心な場面での得点力不足。カウンターに対する守備の脆さ。様々な面で弱点が露呈し、不安定なままシーズンを終えることになります。
しかしセレッソもそれだけでは終わりません。
J1へ向け、新年前から対策を練り始めました。大幅な戦力補強加えて、尹 晶煥の新監督を招聘と、様々打って出ます。
尹 晶煥新監督は、鳥栖時代、徹底した堅守速攻を持ち込みをものにしました。豊田選手を中心としたロングカウンター主体のサッカーで鳥栖を5位まで押し上げたこともある名将です。
そんな彼は、セレッソでは4-4-2を中心に戦術を立てています。
注目すべきは、清武選手の左サイドでの起用。トップ下起用なども考えらえたのですが、これは従来のパスサッカーよりもバランスを重視していることの表れといえるかもしれません。
鳥栖でもみせたカウンター中心のスタイルをセレッソにも持ち込むのか?それとも流動的なパス回しで挑むのか、注目が集まります。
ジュビロとしては、この試合は守備中心の場面が増えると予想されています。
清武選手ら要するセレッソの巨大戦力に、序盤は耐え忍ぶ展開がつづく可能性が高いでしょう。
しかし、やはりキーになるのは中村選手。そして、川又選手へのホットラインが最大の得点源。
このラインがセレッソにとってもジュビロにとっても重用です。
特にジュビロはここのラインを潰されるわけにはいきません。
中村選手の存在によって昨季よりも攻撃のバリエーションが増えるのは事実。
ここをいかさない手はありません。特にこの試合ではカウンターにおいてその真価が発揮されるでしょうか?
逆にしっかり潰したいのはセレッソのDF・MF。
セレッソの山口選手と、ジュビロ磐田の中村選手。二人のマッチアップがこの試合の最重要ポイントになるでしょう。
では、オッズを確認していきましょう。
セレッソ大阪 勝利2.00 引き分け3.30 ジュビロ磐田 勝利3.50
ホームのセレッソがやや有利という予想ですね。
確かにセレッソはJ2上がりのクラブですが、戦力は浦和や鹿島に匹敵します。
ジュビロもジェイ選手の穴を、中村選手で埋めるなど、的確な補強を施したのは事実ですが、未だ戦力は未知数。
やはりホームのセレッソが有利でしょうか?
ただ、25日はJの開幕戦。何が起きてもおかしくはありません。
特にJ1上がりたてのセレッソにとって、開幕のゲームの入り方は非常に難しいものになるはずです。
総合的にみて、勝率は互角と言ったところでしょうか?
新旧日本代表対決にも注目が集まる、開幕戦。
セレッソ大阪がホームでジュビロ磐田を迎え入れます。
両チーム初戦の戦い方が今後を左右するといっても過言ではありません。
優勝に向けて、好スタートを切るのは一体どのクラブになるのでしょうか?
これから長い戦いが続いていきますが、まずは開幕戦勝利が最重要事項です。
参考 bet365
セレッソ大阪 勝利1.95 引き分け3.50 ジュビロ磐田 勝利3.80